≪前田 芳人≫
この度、3月12日の納会をもって、Honda HEATを勇退することとなりました。選手として4年、主務として7年、採用担当として3年、合計14年間在籍し、自分なりに精一杯全うしてきました。こうして長い間やってこれたのも、その当時のスタッフの方々をはじめ、選手・所属関係者・そしてチーム強化に携わって頂いた全ての方々のサポートがあったからこそ、今日という日があるのだと確信し、今は全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。私自身、選手としてはあいにく常に試合に出場する選手ではありませんでした。現役を引退しようと心に決めた時、当時のスタッフの方に運営サイドでスタッフとしてやってみないか?と声を掛けて頂いたのが始まりで、以後10年間、なかなか経験することのできない、貴重な時間を過ごさせて頂きました。念願のトップリーグ昇格までの数年間、長い道のりではありましたが、チーム運営の中心となり活躍できたことを、今は誇りに思います。ラグビーを通じ、他チームの関係者をはじめ、協会関係者、そして大学関係者と、たくさんの人々と出会い、お付き合いさせて頂きながら、交流を深めることができたのは、私にとって何物にも変えられない貴重な財産となりなした。今後はこの経験を活かし、1人の社会人としてまた1人のHondaマンとして社業に専念し、少しでも恩返ししていければと思っていると同時に、今まで大好きなラグビーに携わることを理解し、サポートしてくれた家族にも恩返ししていければなぁと思っています。14年間、悔し涙やうれし涙をたくさん流してきましたが、最高の思い出と感動を与えてくれた選手たちに本当に、感謝しています。ありがとうございました。最後になりましたが、Honda HEATのトップリーグ返り咲きとトップリーグ定着を祈念し、最後の挨拶とさせて頂きます。長い間、本当にありがとうございました。
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