いつも三重ホンダヒートに温かいご声援を頂きありがとうございます。
8月11日より三重ホンダヒート所属の星野克之(PR)・平野叶翔(PR)・肥田晃季(HO)の3選手がイングランドにてラグビー留学をおこなっています。
現地での生活やラグビーを通じて感じた思いを、選手自身のレポートで定期的にお届けします。
第二弾はHOの肥田選手です。是非ご覧ください。
第一弾:星野選手の記事はコチラから。
留学レポート第二弾 -肥田選手-
皆さんこんにちは!留学が始まり4週目となりました。
ハーレクインズの選手たちの名前もほとんど覚えることができ、初めておこなう練習メニューが少なくなってくるなど、
練習環境に慣れてきたと実感できるようになってきました。
僕のホームステイ先のホストファミリーの夫婦は30年ほど前に日本で英語の教師をしていたというお二人なだけあり、かなり日本語が話せます。
今年の6月に開催された、日本対イングランドの試合も観戦するなど、1ヶ月の日本旅行を楽しんだそうです。せっかくの留学なので、なるべく英語でお願いしますと、お願いしていますが、僕が聞き取れなかったりした時は日本語で説明してくれたりと、コミュニケーションが取りやすくしてくれます。ものすごく親切な二人でオフの日などは買い物に連れて行ってくれたりするなど非常にお世話になっています。
練習に関わる中で、自分達がやってきたラグビーの環境と一番違うなと実感する点は競争力の差だと感じています。
イングランドではユース世代からアカデミー、そしてシニアへと続く、競技のピラミッドが熾烈な競争を生んでいます。実際にアカデミーの選手たちのウェイトトレーニングを見ていても、サボるような選手は一人もいなく、クラブ内のトップチームに食い込もうと全員必死に励んでいるのがわかります。
チーム内での熾烈な競争があるからこそ、1つ1つのサインプレーやセットプレーのサインなども導入の段階からミスしている選手はほとんどいません。多くの選手がフィールド外でもラグビーに対してしっかり準備を行っておりプロ意識を感じます。
自分自身も人数の関係で全ての練習に参加できるわけではない為、参加した時には自分自身の100%を出すことを心がけています。
9月7日にクインズのホームスタジアム、ストゥープで行われた、ロンドンスコティッシュとの試合を観戦してきました。多くのファンが足を運んでいて、グッズ売り場や飲食売り場は大盛況でした。観客の大人はほぼ全員がビールを片手に観戦していました。
公式戦でないにも関わらず、メインスタンドとバックスタンドはほぼ満席となっており、クインズの人気の高さを感じました。
イングランドに来て1ヶ月が経過しました。毎日成長できるように、残りの期間も頑張ります!!