7/7 (水)は鈴鹿市立長太小学校にてラグビー普及活動を行いました。
今シーズンのラグビー普及活動は、鈴鹿市とタイアップし、
・将来に夢や希望を持つこと
・様々なスポーツに興味を持ち、生涯を通じてスポーツを楽しむきっかけとなること
を目的とした出前授業を市内の児童・生徒を対象に企画しております。
今回は運動不足解消とチームワークを学ぶことを目的に
Honda HEAT独自のプログラムを実施しました。
本日の参加メンバーは左から
古田 凌 選手、藤井 拓海 選手、生方 信孝 選手、大山 祥平 選手、
渡部 寛太 選手、そして上村普及担当の6名です。
まずは元気な挨拶で子供たちを歓迎!
手指消毒で感染予防にも取り組んでいます!
今回参加して頂いた子ども達は、
小学4年生 45名、小学5年生 52名。合計97名のとても元気な子ども達。
感染症対策としてグループを3つに分け、人数を極力減らし取り組みました。
HEAT選手からの元気な自己紹介に、子ども達はびっくり!
「せ~のっ!」の掛け声と共にHEAT選手の名前を復唱し、みんなが笑顔に!
場の雰囲気が一気に和やかになっていきます。
まずは5チームに分かれてラグビーボールを使って楽しく自己紹介!
HEAT選手たちが各チームに加わり、チームワークを育んでいきます!
色々なニックネームが飛び交い、笑い声がたくさん出ていました。
その後もボールリレーや手拍子リレー&ランなど様々なゲームを行い、
思いっきり身体を動かし、チームで競って頂きます!
どうすれば、勝てるのか?
勝負にこだわり、みんなで意見を出し合ってもらいます。
タグ取りゲームではHEAT選手たちが本気になって襲い掛かります!
自分たちでアイデアを出し合い、回数を重ねるごとに上達していきます。
HEAT選手たちも、上達する子どもたちを相手にかなり苦戦をしていました。
敗者チームは、「キラキラ星!」 会場は大盛り上がり!
各チームに分かれ振り返りの時間。
チームで達成する喜び、意見を尊重することの大切さなど、
社会で大切な事をたくさん学んで頂きました。
最後は、ジャパンラグビートップリーグとして取り組んでいる
SDGsの目標16『平和』の考えに基づき、
「地元三重県からいじめを無くしたい!」という想いから
Honda HEATはラグビー普及活動の時間を利用し、
子どもたちへ「いじめはあかん!」講義を行っています。
ここでは人種や体型、言語など多様性が魅力のラグビー選手から、
"違い"を尊重できる文化や、「ONE TEAM」で取り組む事の大切さを学んで頂きます。
今回はHEAT選手によるショートコントで子どもたちに伝えました。
「嫌なこと」をした人に対し、強烈なタックルを披露!
「嫌なこと、しない!させない!ゆるさない!」とみんなで声を合わせ約束して頂きました。
これからも、長太小「ONE TEAM」で過ごしてくれる事を願っています。
みんなで集合写真!みんな思いっきり頑張りました!
今年行われる三重とこわか国体のPRも含め、マグネットをプレゼントしました!
長太小学校4年生・5年生の皆さん
今回の出前授業に全力で取り組んで頂き、ありがとうございました!
皆さんからたくさんの笑顔と元気をいただきました!
今日学び、感じたことを大切に、今後の更なる成長を応援しています!
【先生方の声】
●子どもたちのやる気を奮起させる種目が次から次へと出てきて、夢中になって活動している姿がみられました。
普段あまり身体を動かすことが苦手な子も、この日の45分間はしっかりと体を動かしていました。
しかも笑顔で楽しそうにしていたので、それだけ魅力ある授業だったのだと感じました。
チームで話し合うこと、チーム一丸となって勝利という目標にむかってがんばること、
一人ひとりの力が大切なことなど、普段から私たちが子どもたちに口を酸っぱくいっていることが、
この45分という短い時間で子どもたちの心にすっと落ちていったのを感じました。
今後クラスでOne team になることや、この長太小学校でOne teamになることなど、
今後の目標も示唆していただきありがとうございました。
●子どもたちの意欲をかき立てるようなゲームと随時話し合う時間を考えていただき、
有意義な時間となり、感謝しています。盛りだくさんの予定でしたが、テンポよく進めていただき、
子どもたちも集中力をもって最後まで全力で取り組んでいる姿が見られました。
ラグビーへの興味関心も持った子が多かったようです。2学期に体育でも、
ラグビーに触れるような活動ができたらなと思っています。
お忙しい中、来ていただき本当にありがとうございました。
●貴重な体験ありがとうございました。チームで戦うことの面白さ、大切さを改めて
実感できたのではないかと思います。
ヒートの方々の接し方で、初めて出会った子たちがあんなにもたくさんの会話をし、
打ち解けているすばらしさを学ばさせて頂きました。なかなか授業では発言できないことでも、
勝つために、早くするためにはということを考え発言できていたと思います。
ただ、ゲームのルールーの読み込みが難しい児童がたくさんいて、
何をしたらいいかわからないことが多々あり、理解力も課題だなと感じました。
あれだけ一生懸命理解しようと、よくしようとしている姿をたくさん見ることができて、
とっても嬉しかったです。 午後からも、トレーニングと書いてあり、
お忙しい中で、来ていただいている意味を伝えながら、
何が大切なのかについて話し合うことができました。
あっという間の45分間でとても充実した時間をありがとうございました。
またの機会があればよろしくお願いします。
【子ども達の声】
- 今日思ったことは楽しいし、仲間を大切にし、そしてワンチームになることが必要だと思いました。勝ち負けにこだわりすぎてしまうとイライラするけれど、大切なのは勝ったときによろこび負けたときはくやしんでなぜ負けたのかと考えることが大切であるということがわかりました。
- 今日の学習で「負けたらくやしがってどうすれば良いのか考える。」「ワンチームになるといいことがいっぱいあって悪いことが1個もない。」と分かりました。ぼくはいつも二流でしたが、今日の授業で一流に近づいたと思います。
- 作戦会議を何回も何回も重ねると速くなりました。ぼくはOne team という言葉が心に残りました。一人で勝ったときより、みんなで勝った方が楽しかったです。
- いじめがなくなるようにこのような活動をしているのに感動しました。そして、いじめを絶対になくしたいと思いました。いじめはだめだということ改めて学びました。
- 今日、ワンチームがどれだけ大切かがわかったような気がします。ワンチームじゃないとできないことがわかりました。くやしさやうれしさはワンチームでなかったらそんなに感じません。ワンチームだから分かることの方がすごく多いと思いました。みんなと分かち合うくやしさ、うれしさをすごく感じ、次があるからがんばれると思います。みんながいるから僕は頑張れると思いました。
- 私は作戦の時間がなければ、チームはばらばらになっていたと思いました。一人ひとりがこうした方がいいと思っていたとしても、みんなには届かず一人だけ形が違ったらチームワークにはなっていなかったと思います。声掛け(人に伝えること)が一番大事だと思いました。
- みんなで「こうしたらどうかな」「こうしたら速くなると思うよ」とみんなで話し合って、勝ったのがうれしかったです。それに体をおもいっきり動かして、走ってものすごく気持ちよかったです。
- 作戦を立てるときに、チームの子やうーぶさんがいろいろな作戦を言ってくれて成功したこともあって、やっぱりチームワークは大切だなと思いました。自分の意見をあまり言えなかったので、またこういう機会があったら自分の意見を言えるようになりたいです。ラグビーはあまり知らないけど、これから知れたらいいなと思います。
- 最後に小さなげきをやってもらって選手の人の中には背が小さい人もいるし、背が大きい人もいてみんなちがって自分の特技もあるのでそれぞれ自分の特技を活かせたらいいなと思いました。
- 人はまったく同じということはない。人それぞれいいところも悪いところもあるけど、それで差別をしてはいけないということが伝わりました。ホンダヒートさんが作ってくれたポスターの言葉を心に、これからもがんばりたいです。
- チームの色はピンクです。私たちのチームはうーぶさんでした。優しいのでチームに慣れてうれしかったです。ピンクチームは何度も勝っていました。やっぱり勝てたのは、チームで考えを頑張ったからだと思います。作戦や、話し合いがあったからだと思います。
- 僕はもっとやりたいなと思いました。訳は運動がもともと苦手だったのですが、そんな子でもできる遊びだったので、すごく楽しかったからです。
- 運動は楽しくやるものなんだということ、一流選手は悔しがるけどだったらどうやったら勝てるのかを考えて突破することを教えてもらいました。
- 初めから走ったのでびっくりしましたが、だんだん体が慣れてきて、いつの間にか夢中になっていました。
- 走りながら体操をして、特に楽しかったのはしっぽとりです。次は勝つぞと思ってぐるぐる回っていたら、とっても楽しかったです。たっぷり振り返りをすると、なんだか自分が進化したような気がしました。今日の進化を生かして、また進化できたらいいなと思います。